「土用の丑の日」は子ども連れでも安心な銘店『鰻炭焼ひつまぶし美濃金神田本店』へ。<br>タクシーで広がる食の可能性

【数量限定】肝入りひつまぶし上（7,950円）

もうすぐ「土用の丑の日」。この日はちょっと贅沢に、美味しいうなぎを食べて精をつけて暑い夏を乗り切りたいところ。でも、家族で出かけるとなると、ベビーカーで入れるのか、お店や他のお客さんに迷惑にならないか心配でちょっと躊躇するパパママも多いはず。

東京・神田に店を構える岐阜の銘店「鰻炭焼ひつまぶし美濃金神田本店」は、絶品のうなぎをご家族で存分に楽しめる環境や配慮が揃っているとのこと。今回は、J・ART 坂井大介社長に、店の歴史やこだわり、お客様への思いについてお話を伺いました。

岐阜の伝統の味を東京へ

―お店のご紹介、歴史や出店の背景などを教えてください。

『鰻炭焼ひつまぶし美濃金神田本店』（以下『美濃金』）の始まりは、37年前に父が創業した日本料理店です。当時の職人さんと共に、2021年10月に岐阜で「美濃金」として再スタートしました。地元のお客様からも大変ご好評をいただき応援を受けて、岐阜の美味しいうなぎを東京でも楽しんでもらいたいと思い、2022年10月に東京へ進出しました。

『美濃金』のうなぎは岐阜の「地焼き」スタイルです。東京では一般的に背開きで蒸す方法が主流ですが、岐阜では腹開きで、蒸さずに備長炭で焼き上げます。この方法により、旨みがぎゅっと詰まった美味しいうなぎが楽しめます。

岐阜は職人の街としても有名で、関市の刀、美濃焼、美濃和紙など、多くの伝統工芸品があります。うなぎはその職人たちにとって貴重なタンパク源であり、大衆文化に根付いた地元のソウルフードなんですね。

私は岐阜出身で、帰省するたびに地元の美味しいうなぎを楽しんでいました。その美味しさを東京でも広めたいという思いから『美濃金』を始めたんです。これが神田本店の始まりとなります。

―お店のこだわりについて教えてください。

ひつまぶしを関東で打ち出す際に、地焼きのうなぎの美味しさに加えて「出汁」にもこだわりました。昆布と鰹を中心に、最高品質のものを使用しています。山椒は岐阜産の飛騨山椒と自社の山椒畑でオーガニック栽培したものをブレンドして使用していますが、将来的には自社山椒100%で提供したいと考えています。挽きたてのフレッシュな緑色をした山椒の香りは格別です。

うなぎとの相性が大切なお米も何度も試食を重ね、『特Aこしひかり』に辿り着きました。お米を変えた時はお客さまからも「あ、変わったね」とおっしゃっていただいたくらいです。

お子さまからお年寄りまで心地良く過ごせる空間作り

―土用の丑の日ということもあり、うなぎを食べに出かけたいご家族も多いのではないでしょうか。しかしお子さま連れだと外食に抵抗がある方も。そんなご家族への配慮などはありますか？

店内はベビーカーやお子さま、お年寄りの方も安心して移動できるように、通路を広く取ってあるんです。ベビーカーはそのままテーブルにつけていただけますし、ベビーチェアの貸し出しもあります。個室はご家族連れのお客さまに特に好評です。

うなぎが苦手なお客さまには、備長炭で焼いた大山鶏の丼をご用意していますし、お子さまにはおもちゃや飴を差し上げています。この岐阜で作られたうなぎの金太郎飴はスタッフの提案から生まれたんですよ。店内にはうなぎの絵本も置いてあってうなぎの生態も学べたりと、食べるだけではないうなぎの魅力を知っていただければと思っています。

暮らしを豊かにするタクシーと食の関係

―みちのわ応援団は「タクシーが応援！暮らしのアップデート」というコンセプトのもと、時間や距離だけではないタクシー利用の付加価値を提案しています。食も同じくお腹を満たすだけではない、心や暮らしを豊かにするものだと思いますがいかがでしょうか。

食事は医食同源であり、体をつくる大切な行為だということが根底にあります。だからこそ最高品質の材料にこだわっています。また東京のスタイルではないうちのうなぎを食べて、感動してその方がまたご来店いただきた時の幸せ、これにまさる喜びはないと思っています。

タクシーを利用することは、食事の楽しみ方がさらに広がるのではないでしょうか。特にお子さま連れやご高齢の方にとっては快適な移動手段ですし、食事の楽しみを一層引き立てることができます。うちはうなぎに合うお酒も多数揃えていますので、お酒をお召し上がりになられたお客さまは食後にタクシーアプリ「GO」でタクシーを呼んで、食事の余韻を楽しみながら帰宅される方が多いです。私自身もお酒を飲んだ帰りにはかなりタクシーにお世話になっていますよ（笑）