いつものお出かけがちょっとラクになったり、乗るだけで特別な気分になったり。目的地へただ移動するだけではなく、たくさんの人の想いも乗せて日々走っているタクシー。創業90余年の老舗タクシー会社「日本交通」では、239人の新入社員がまもなく乗務員デビューを迎えます。 新しい制服に身を包んだ姿は初々しくまぶしいです。さて、皆さんは女性乗務員の制服に3種類のスカーフがあることをご存知ですか?今回は意外と知られていない「女性乗務員の制服」についてご紹介します。

 

おもてなしの心がつまった日本交通の制服
日本交通の制服は「礼服」をイメージした、気品と規律感のあるチャコールグレーのスーツスタイル。
冠婚葬祭などのあらゆるシーンでその場の雰囲気を崩さず、質の高いおもてなしをご提供できるようにデザインされています。また、女性乗務員有志によるプロジェクトチームによって社員目線の制服作りにもこだわりました。女性乗務員の業務経験から、動きやすさを重視。洗練された佇まいにスカーフをあしらうことで、華やかさをプラスしています。

 

スカーフは「桜にN」のマークが配されたオリジナルデザイン
女性乗務員が身につけるスカーフには、日本交通のマーク「桜にN」が配されています。小さなドットの部分は、よく見ると桜の花で描かれていたり、結び目のところはストライプの柄になっていたり、遊び心が感じられるオリジナルデザインです。あらかじめ結び目が作られているスカーフを留めるタイプなので、スピーディーに着用できそうですね。

女性乗務員ひとりひとりが想いを込めてつけるスカーフ
女性乗務員は、皆さんそれぞれの想いを込めて「赤」「青」「ピンク」の3種類からスカーフの色を選んでいます。選ぶ色や留め方によって、さりげなくおしゃれを楽しみながら個性を表現できるのが、乗務員にとっても魅力だそう。

「赤」のスカーフをセレクトされた方は、赤と濃紺のコントラストが、華やかさと、タクシー乗務員としての使命を全うする引き締まった印象を求めたそうです。お客様の安全・安心を守る覚悟が感じられます。
もともと好きな色ということで「青」のスカーフを選ばれた方もいます。同じ制服を着て、いつでも誰にでも同じサービスを提供するタクシーサービスの中に、自分らしいおもてなしを提供しようとする意思が表れています。

一目で顔周りにインパクトを与えるスカーフの着用には、ジャケットやブラウスとのバランスを見ながら留める位置を調整し、よりよく見えるように工夫しているそうです。入社したばかりの頃は、同期入社の方とお互いにお客様目線でスカーフの位置を確認し合ったり、留め合ったりしていたとのこと。スカーフを身につけることで、女性としてタクシー乗務員の仕事を選んだという誇りを感じることができるといいます。

ひとりひとりの個性や意思を垣間見ることができるスカーフ。ぜひタクシーに乗る際に女性乗務員に出会ったら、スカーフの色をチェックしてみてください
ね。

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