2月に入り、梅の開花や見ごろのニュースを見聞きするようになってきました。見に行きたいけど、できるだけ人混みは避けたいなと思っていたところ、友だちからお誘いが♪

遅咲きの梅は3月中旬頃まで楽しめる小石川後楽園

「日本交通が、梅の名所を巡る梅タクシーを運行しているんだって。観光ガイドの資格を持つ乗務員さんがガイドもしてれるし、人混みを避けて移動できるから安心だよ。行ってみない?」。

家にこもりがちな日が続いていたので、久しぶりのお出かけのお誘いに早くも笑みがこぼれてきます! 二つ返事でOKすると、友だちが早速、3時間のコースを予約してくれました。
2月のお花見は、“先取り”感もあってワクワクします。

快晴に恵まれた当日、軽やかな足取りで友だちとの待ち合わせ場所へ。時間よりも少し早めに着いたのに、「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」がすでに待っていてくれました。乗務員さんも礼儀正しくて好感が持てます。

今日は、ちょっと特別な時に使おうと思っていた手編みのマスクをつけていったら、友だちも同じことを考えてみたい! 二人で顔を見合わせて笑いながら、車内へと乗り込みます。

JPN TAXI(ジャパンタクシー)は車内が広くて奥まで進むのもラクラク! 友だちとの間にもゆったりとしたスペースが空いているので、顔が近づきすぎることもなく一定の距離が保てます。シートベルトを締めて、さあ、出発!

ー 300本を超える梅の木が並ぶ「亀戸天神社」へ

300本を超える梅の木が並ぶ「亀戸天神社」へ。
まずは、花の天神様ともいわれる亀戸天神社へ。学問の神様として知られる菅原道眞公を祀っている神社です。福岡県の九州太宰府天満宮に対し、東の宰府として「東宰府天満宮」とも呼ばれた時代もあったそうです。

菅原道眞は特に梅の花を好まれていたそうで、境内には300本を越す梅が植えられています。ちょうど梅のシーズンが始まったばかりなので、満開になるにはもう少し時間がかかりそうですが、少しずつ蕾がほころび咲いている梅の花には上品な可愛らしさがあり、うっとり見惚れてしまいました。

一つ一つの木には、「白加賀」「鹿児島紅」「東雲」など梅の種類が書かれた札もついていて、「こんなに梅の種類があるんだ」という驚きも。亀戸天神社には、なんと約40種類の梅が植えられているそうです。2月から3月上旬にかけて、それぞれがどんな色や形、趣の梅を咲かせてくれるのかと思うとワクワクします。

梅タクシーの乗務員は観光ガイドの資格を持っているので、神社や梅にまつわる知識も豊富。境内には、菅原道眞が5歳で詠まれた歌の歌碑があることなども教えてくれました。

自分たちだけで見ているときっと、「ああキレイだなあ」で終わってしまうところを解説してもらうと、背景や歴史への理解が深まるので、さらに梅の花を楽しむことができました。

ー 「小石川後楽園」ではゆっくり散歩も

亀戸天神社の次は、水戸黄門でおなじみの徳川光圀公ゆかりの小石川後楽園(文京区)へ向かいます。その間も、乗務員さんが道すがら東京スカイツリーが真正面に見えるスポット
や、両国国技館周辺の人気スポットなどを教えてくれました。運転席と後部座席とは、飛沫防止カーテンで仕切られているので、乗務員さんとの会話も安心です。ポカポカ暖かい日だったので、少し開けた窓から入ってくる風が心地良い。

話しているうちに、あっという間に小石川後楽園に到着。園内には、約90本の紅梅・白梅の梅林があり、見ごろもだいぶ近づいて来ている様子です。

亀戸天神社に祀られている菅原道眞公も梅を愛していましたが、徳川光圀公もまた梅が大好きだったそうです。光圀公の名前を冠した早咲きの「光圀」や、薄いピンクの「豊後」など、木についている名札と花とを見比べながら回るのも楽しい時間です。

小石川後楽園は園内が広いので、梅の花を楽しんだ後は、友人と2人だけでのんびりと散歩の時間も。太陽の下、久しぶりに青い空と清々しい空気を満喫することができました。

ー 花も団子も!梅にちなんだ和菓子をテイクアウト

さて、せっかく文京区まで来たのだから、湯島にある老舗の和菓子店「つる瀬」に寄ってもらうことにしました。歩くにはちょっと遠すぎるという距離も、タクシーならさっと寄ってもらえるのが醍醐味ですね。

白玉ぜんざいやところてんなども楽しめる喫茶室はお休み中ですが、お目当ては人気の「ふく梅」。梅の香りがする餡を牛皮で包み、上に梅干しがのっている和菓子をテイクアウトしました。春らしさがあふれていますね。

帰宅後、梅の花を思い出しながらゆっくりと味わうのが楽しみです。

帰りは、友だちの家、そして私の家へと送ってもらって梅ツアーが終了。3時間はあっという間に感じられ、大満足! 遅咲きの梅は3月中旬頃まで楽しめるそうなので、また行ってみたいな。

お花見というと、これまで「桜」にばかり目が向いていましたが、満開の時期が短い桜は人出が集中するのが気になるところ。感染症対策を考えても、あえて桜とは時期をずらした“時差で楽しむお花見”は、ゆったりと、そして安心して過ごせるのでおすすめです。

「脚が悪くて階段がつらい」というおじいちゃん、おばあちゃんも、タクシーを使った「梅ツアー」なら、無理なくお出かけできそう。「階段がないところ」「園内も平坦なところ」と希望を伝えれば、それにあった梅の名所を提案してくれるそうなので安心ですね。身近に受験生がいらっしゃるなら、合格祈願やお礼参りもできるルートを提案してくれるそうですよ!

いつもとは違う梅の季節ですが、「梅の香タクシー」を活用して、例年以上に楽しんでみませんか。

 


【梅の名所の例】
香梅園、愛宕神社、木母寺、亀戸天神社、長命寺、小石川後楽園ほか、ご希望に応じてご案内します。
詳しくはこちら→「春告げる 梅の香タクシー」

【予約方法】
EDSホームページまたはお電話にて申し込みください。
EDSお申し込みページ
※お申し込みフォーム「その他」欄に、「梅の香タクシー希望」とご記入ください。
http://www.nikkotaxi.jp/sightseeing/request
電話 03-6265-6270(受付時間 9時~17時)

日本交通タクシーの新型コロナウイルス感染予防対策についてはこちらをご覧ください。

【取材・撮影協力】
亀戸天神社
東京都江東区亀戸3丁目6番1号
OPEN 6:00〜17:00
TEL 03-3681-0010

小石川後楽園
東京都文京区後楽1丁目6-6
OPEN 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
入園料 一般300円、65歳以上150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
TEL 03-3811-3015
※現在、臨時閉園中です。※入園料はお客様のご負担となります。

つる瀬 湯島本店
東京都文京区湯島3丁目35-8
OPEN 9:30〜19:00
定休日 月曜日(月曜日が祭日の場合、火曜日振替)
TEL 03-3833-8516

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
※この記事は2021年2月5日現在の情報に基づき作成していますが、営業情報等は新型コロナウイルス感染状況により変更となる場合がございますので、予めご了承ください。