仕事や保育園の送り迎え、子どもの急な発熱、夕食の買い物など、働くパパとママは本当に大忙しです。そんなパパとママにとって力強い味方となるのが、タクシー!上手に活用すれば時間に追われる毎日にゆとりが生まれ、頬がゆるむ時間も増えそうですね。忙しい毎日をハッピーライフに変える、パパとママのタクシー活用術をご紹介します。
ー 5歳の女の子のパパS太さんの活用術
「パパ、バイバーイ! お仕事頑張ってねー!」保育園のすみれ組のお部屋の前で、何度も大きく手を振ってくれる5歳の愛娘。いつまでも手を振り返していたいくらい別れるのが名残惜しいけれど、腕時計に目をやると、あまりのんびりしている時間はない。今日はこの1カ月念入りに準備をしてきた大切なプレゼンテーションの日。やるべきことはすべてやったからこそ、落ち着いた気持ちで本番に臨みたい。
さあ、気持ちを切り替えて会社へ向かおう。
ー プレゼンの印象を大きく左右する身だしなみ。個室空間だから、人目を気にせず整えよう
保育園からほど近い公園の前に行くと、昨夜のうちにGOアプリで予約していたタクシーがすでに待機済み。プレゼンの日は、会社まで向かうタクシーの中を、父親モードから会社モードへとスイッチを入れ替え、心を落ち着ける貴重な空間として活用しているのです。後部座席に身を委ねたら、まずは汗拭きシートで顔を拭いてサッパリ。スーツを着て荷物を持って、元気いっぱいの娘と一緒に保育園まで歩くと、着いた頃には額に汗がしっかりとにじんでいるので、汗拭きシートは働くパパにとって必須アイテムです。乱れた髪の毛も整えて、ネクタイの結び目もチェックして、よし、バッチリ。プレゼンは、内容はもちろんのこと、印象を左右する見た目も大事ですからね。
ー タクシーを降りたらプレゼン本番最後の準備も抜かりなく
身だしなみを整えているうちに気持ちも落ち着いてきたので、プレゼン資料を開いて最後のイメージトレーニング。タクシーの中だと集中できるから、想定問答にももう一度目を通しておこう。乗務員さんも、こちらが仕事をしていると、話しかけてくることなく、集中させてくれるのもありがたいポイント。お客様に快適に過ごしてもらうためにと考えられた接客のおかげで、頭の中もどんどん整理されていきます。
もう少し時間があるので、アイスブレイクのネタも再考してみようかな。パソコンの前で考えている時よりも、ボーッと車窓を眺めている時の方が、より良いアイデアが浮かんだりするんです。よし、これで準備に抜かりなし!試合前のサッカー選手が、ロッカールームで最後の調整をするように、プレゼン前の僕にとっては、タクシーの車内が最後の準備を整える空間。これだけ余裕を持って臨めれば、きっと今日のプレゼンは大丈夫。タクシーを降りたら、胸を張って職場へと向かおう!