田内洵也さん

ギタリスト・シンガーソングライターとして、東京都内でのライブを中心に活動する田内洵也さん。一児のパパでもある田内さんのタクシーライフとは。

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「 小さな子どもといっしょでも、タクシーなら気軽に移動できる 」

Q.一昨年娘さんが生まれたとのことですが、お子さんとタクシーを利用することはありますか。

しょっちゅう使っています。僕の妻は美容師なんですが、日曜日の午前中は僕が家で子どもといっしょに過ごして、午後から妻が勤めている美容室で面倒を見てもらっているんです。自宅から美容室までタクシーでワンメーターくらいで、電車もバスも通っていない場所なので子どもを連れて行く時に雨が降っていたりすると必ずタクシーを使います。

田内洵也さん

タクシーなら子どもといっしょでもベビーシートなしで気軽にスピーディに利用できるのがいいですよね。その分安全運転を心がけてくださいますし、子どもといっしょに乗ると乗務員の方もさらに親切にしてくださるのでほんとうに感動します。昨年、真夏の暑い日に子どもといっしょにタクシーに乗った時に乗務員さんが扇子をプレゼントしてくださったことがあるんですよ。「暑いので娘さんにどうぞ。100円ショップのものなので気にしないで使ってください」と。その扇子は今でも大切に持っています。

Q.タクシーを利用する時のお子さんの反応はいかがですか?

すごく楽しそうに乗っていますね。自分自身も子どもの頃に年に何回かタクシーに乗れる時はワクワクしていましたし、その時のシートの匂いとかも覚えています。タクシーって特別感がありますよね。

Q.田内さん視点から「こんなサービスがあったらいいな」と、タクシーにリクエストはありますか?

昔、個人タクシーを利用した時にジャズが流れていたことがあって、それで車内がものすごくいい雰囲気だったんですよね。好き嫌いはあると思うんですが、音楽が流れているようなフランクさがタクシーにあってもいいんじゃないかな、なんて思います。

「 もっとアコースティックサウンドを追求していきたい 」

Q.ミュージシャンらしいリクエストですね!そんな田内さんの今後の音楽活動の抱負を教えてください。

デジタル中心の今の時代だからこそ“アコースティックサウンド”を追求していきたいです。今年はコンピューターの音を一切入れないアナログな音楽をつくって、楽器や歌の息づかいまでも聴こえるような近さで生々しい音をお客様に届けたいですね。

田内洵也さん

昔はふだん自分が考えていることにフォーカスして歌詞をつくることが多かったんですが、今は歌いやすさとかリズムにのせやすい言葉を選んだりすることが多くて、メッセージ性というよりは聴きやすい音楽を目指しています。音楽を聴いた人が元気になったり、癒されたり、楽しくなるような場面に自分も参加できたらいいなと思っています。

Q.最後に田内さんのギターや歌が聴けるライブ情報を教えてください。

毎週金曜日は勝どき、土曜日は麻布十番のバーで弾き語りをしています。あとは不定期に、都内をはじめいろいろな場所でライブをやっているので最新情報は公式ウェブサイトやSNSを見ていただけたら嬉しいです!

田内洵也さん

田内洵也さん

田内洵也(たうち じゅんや)
ギタリスト / シンガーソングライター
1989年長野県長野市生まれ。愛知県春日井市とタイのバンコクにて育つ。
20歳で上京後は都心のバーを中心に年間300本近いライブを行っている。
ブルースやカントリーの影響を受け、自身のアコースティックサウンドを追求。現在は弾き語りスタイルで、日本全国や世界各地でパフォーマンスをしながら、より良い音楽を追求し続けている。
公式サイト

写真:長原慎一 文:須田萌子

※新型コロナウイルス感染予防対策を徹底の上、インタビュー・撮影を行いました。
撮影時のみ一時的にマスクを外しています。

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