赤羽営業所

日本交通では、新卒で入社したフレッシュな乗務員が活躍しています。タクシー乗務員として社会人生活のスタートを切った若き乗務員たちは、お客様に快適で安全に乗車していただくために、日々考え、経験を糧にしながら運転・接客のプロを目指しています。そんな彼らに、タクシー乗務員としての思いや日々のエピソードを聞いていきます。
3回目は、スポーツを通じた社員の健康促進活動が盛んな「赤羽営業所」でハンドルを握る乗務員の2人です。

入社5年目の伊達悠二(だて ゆうじ)さんと、入社1年目の瀧島香奈美(たきしま かなみ)さん

意外にも、2人はこの日が初対面!

Q. お二人は入社が4年違いますが、普段は営業所内で話したりしていますか?

伊達さん:実は今日が初めましてなんです。新型コロナの影響でイベントとかもなかったので、全然会ったことがなかったです。「今年も新しい子が入ってきたなー」っていうのはもちろんわかってましたけど(笑)。

瀧島さん:私も、先輩の顔を見たことがあるかな、というくらいです(笑)なので今日はとても楽しみにしていました!

Q. 瀧島さんは入社して半年が過ぎたばかりですが、タクシー乗務員の仕事には慣れましたか?

瀧島さん:夕方出庫して翌朝に戻ってくるので、最初は昼夜逆転の生活がキツかったです。でも、入社前に人事の方から「乗務員は正直楽な仕事ではないよ」と言われていたおかげで「自分で腹を括ったからにはやる!」という決意と覚悟を持って入社しました。なので、今も笑顔で乗務できています。

伊達さん:それ、すごくわかります。人事の方が最初から包み隠さず、キツイ事もあるよとちゃんと言ってくれたのはすごくありがたかったです。同業他社の中にはいいことばかり言う会社もありましたが、日本交通の人事の方はいいことだけでなく「実際はこうだよ」と、人事の立場として言えるギリギリのことまで話してくれたので信頼できました。

日本交通に入社を決めた理由とは!?

Q. それでは、日本交通に入社した理由をお聞かせいただけますか?

赤羽営業所

瀧島さん:私の方がまだ記憶が鮮明なので、私から先に話しますね(笑)
さっきの話にもつながりますが、一番の理由は人事の方の人柄に惹かれたことです。面接を通して、一人の学生としてではなく、一人の人間と向き合ってくれていると感じました。
他にも業種にこだわらず営業職や事務職を受けていましたが、日本交通は入ってからどうなりたいか、というヴィジョンを明確に描けたことが入社の決め手です。乗務員を何年か経験したあと本社の人事の新卒採用チームに入って、チームの方たちと一緒に働きたい!と思いました。

伊達さん:僕も最後の決め手は人事の方でした。この方たちについていきたい、と思いましたから。

Q. 採用担当の人事の方の影響は就活生にとって、すごく大きいんですね。伊達さんも同じ理由ですか?

伊達さん:僕はもともと散歩や散策が好きで、大学でも地理を専攻していました。就職しても好きなことに近い仕事をしたいと思いながら散歩をしていた時、ふと横を見たらタクシーが走っていたんです。「これってもしかして、新卒でもできるのでは?」と思って調べたら、新卒を採用していたので入社試験を受けました。
僕はほぼ無限に散歩し続けられるので同じようなノリで運転もできるのでは、と思っていたのですが、入社して見たら実際その通りで(笑) なかなか人と関わることのできない散歩と違い、タクシーはその街の人と接することができるのがより楽しいところです。

プライベートの時間も大切に 休日の過ごし方

Q. 伊達さんは、休みの日も散歩をしてそうですね。

赤羽営業所

伊達さん:はい、夕方から朝にかけて勤務するとその後は休みになるので、お昼ごろから東京駅の周りを散歩していたりします。タクシー乗務員はずっと座っている仕事なので、歩くことで健康を保つことにもつながっていると思います。
これはちょっとマニアックな話になるんですけど、それぞれの地域は地形や歴史に基づいて今の街の形になっています。なぜ官公庁が多いのか、なぜ飲み屋街になっているのか、その歴史を知っているとすごく散歩が面白くなるので、調べては歩いて、歩いては調べて、と繰り返しています。こういう話を喜んでくださる方も多いので、乗務員の仕事にも生きていますね。

Q. 瀧島さんはどうやって休日を過ごしていますか?

瀧島さん:同期の仲がすごくいいので、お昼前に仕事が終わったら毎回のようにみんなでご飯を食べに行っています。休みの日にはだいたい友だちと遊んだり、活動的に過ごして、プライベートと仕事の切り替えはうまくできているつもりです。

赤羽営業所

最近は一人で過ごす時間も好きで、友だちに借りた本を読んでいたりします。読んでいると眠くなって寝落ちてしまうことが多いですけど(笑)

木更津に向かったはずが、気づいたらそこは……

Q. 失敗しちゃった経験などは?

瀧島さん:あります! 最初、道がわからないのに、それを正直にお客様に言えなくて道を間違えてしまうことが何回かありました。「新人というだけで怒られるんじゃないか」「道を教えてもらえないんじゃないか」という不安が強すぎたんですね。
でも、「新人なので道のご案内をお願いします」というと、案外お客様が教えてくれることがわかりました。「ここは何通りだよ」「こっちにいくとショートカットできるよ」と教えてくれたり、その会話をきっかけに話が弾んでチップを頂いたりすることもあります(笑)。
先輩の失敗談も気になるので、ぜひ教えてください。

赤羽営業所

伊達さん:一度、赤羽で営業をしていた時、乗車してきたお客様に「とりあえずアクアラインを潜って」と言われたことがあります。「え?」と聞いたら、東京湾を抜けた木更津の方でめちゃめちゃ遠かったんです。アクアラインを使ったことがなかったんですが、とりあえず行ってみようと走り出したら、高速のジャンクションを間違えてしまって……なぜか、横浜の大黒埠頭に出ちゃったんです。
どうしよう……と思いながらお客様にお詫びしたら「仕方ないなあ。大丈夫か?」と言ってくれたので、気を取り直して高速に乗り直したら、今度はアクアラインの入口を通り越して都心に行ってしまって。木更津についたときには大変な金額になっていた、という苦い経験があります。
そこから、わからなかったら隠さずにお客様に聞く、という教訓を得ました。

Q. 乗務するときに心がけていることはありますか。

瀧島さん:まだまだ道に不安が多くてわからないことだらけなので、地理の不慣れさを接客でカバーすることを一番に心がけています。私自身、プライベートで嫌なことがあったり落ち込んだりしていることもありますが、どの乗務でも“笑顔で明るく”を心がけています。気持ちよく乗車して、気持ちよく降りていただきたいですから!

伊達さん:僕も、同じですね。そうすれば自分も気分よくなれますから。広いタクシー業界の中には愛想の悪い人もいますが、自分はそうならないようにしようと思っています。

Q. 失敗をした時は落ち込む瞬間もあると思いますが、凹んで終わらず、すぐに前を向いて次からの業務へ活かしている姿を知ると、応援したくなりますね!

次回は、乗務員ならではの「好きな道」、
そして、なりたい乗務員像やヴィジョンなどについて引き続きお聞きしていきます。


赤羽営業所

  • 伊達 悠二
  • Date Yuji
  • 入社年:2017年
  • 瀧島 香奈美
  • Takishima Kanami
  • 入社年:2021年

写真:鈴木智哉 文:平地紘子(mugichocolate株式会社)

※新型コロナウイルス感染予防対策を徹底の上、インタビュー・撮影を行いました。
撮影時のみ一時的にマスクを外しています。

日本交通タクシーの新型コロナウイルス感染予防対策についてはこちらをご覧ください。

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