松本かおるさんインタビュー風景01

ー  作る器そのままのように、松本さんご本人もナチュラルな魅力があふれる方。

石川県輪島市に暮らし、月に1回、実家のある東京で陶芸教室を開いている陶芸家の松本さんのタクシーライフとは…。

「 東京生まれだからこそ実感する田舎暮らしの贅沢さ 」

Q.東京生まれ・東京育ちの松本さんですが、会社員を辞めて、地方で陶芸家を始められた経緯を教えてください。

東京ではレストラン運営会社で広報の仕事をしていて、器が身近にあった環境で働いていました。
会社員時代から漠然と「陶芸やってみたいな〜」と思っていたのですが、日々の忙しさに追われ、その思いも忘れていました。
そんな時に、父が陶芸を始めて、「そういえば、私も陶芸やりたかったんだ!」と思い出したんです。それから陶芸教室に通うようになり、「仕事として一生やっていきたい!」という思いが強くなりました。
陶芸の中でも、釉薬を使わない備前焼に惹かれていたので、会社を辞めて、岡山にある備前焼の学校に入学しました。
生活は180度変わりましたね。鳥の声が聞こえて蝶々が舞っているような環境で好きなことに没頭できる毎日…これが私にはすごく合っていました。
今は輪島に暮らしていますが、その前は長野で生活していました。東京のように誘惑がないから、作品作りに集中できるんです。
といっても、仕事ばかりしているわけではないんですよ。生活を大事にしながら器を作っています。

Q.地方に移り住んで、どのような変化がありましたか?

自然と触れ合うことで、今の季節はどんなお花が咲くとか、何が美味しいとか、四季の変化や旬に敏感になりました。
自宅の庭で野菜を育てているのですが、その野菜を使ってジュースやお料理を作るのが、なによりの贅沢だなと感じます。
東京に住んでいた頃は、地方の野菜をお取り寄せしていました。そういう都会の暮らしをしていたからこそ、田舎の暮らしの贅沢さや有り難さを実感するのだと思います。
でも、わたし、東京も好きなんです。
作品を発表するのは東京ですし、かわいいお店や欲しいものが溢れていて刺激がもらえるのも東京。
東京と地方を行ったり来たりすることでバランスが取れているのだと思います。

Q.松本さんの作品は他の備前焼にはない女性的なフォルムが特徴ですね?
このスタイルに行きつくまで、時間はかかったんですか?

時間はそんなにかかりませんでした。
備前焼は炎でしっかりと焼かれた重量感のある器が多いです。飲み物、汁物など入れると女性は片手で持つには重くなることもあります。
だから、薄くて軽いものがいいなと。わたしだったら、そういう器が欲しいなと思ったんです。
薄い器は重ねやすいので、収納スペースも少なくてすみますから、一人暮らしの食器棚にも置きやすいですよね。
使い古したヤスリで削ったり、手で撫でてなめらかにしていくので、時間はかかりますが、じっくりと質感を確認しながら作ることができています。

松本かおるさんインタビュー風景02

ー  ひとつひとつ丁寧に削り薄く仕上げるため、ろくろ目がないのも松本さんの器の特徴。

「 都内移動には、なくてはならないタクシー 」

Q.タクシーは、どのような時に利用しますか?

月に1回、東京・荻窪で陶芸教室を開いています。
毎回、生徒さんの作品を焼いて持ってきたり、焼くために持って帰ったりするので、大きなスーツケースを持って移動しているんです。
ですから、必ずタクシーを使って移動します。
タクシーのドライバーさんはみな親切で、スーツケースをトランクに入れてくださって、助かっています。
東京と地方で、タクシードライバーさんも違いますね。
地方の方はお喋りで楽しいお話をしてくださるかたが多いです。
東京のドライバーさんは、こちら側の様子を伺いながら気を遣ってくださるかたが多いですね。

松本かおるさんインタビュー風景03

ー  天井も高く、足元もゆったりのJPN TAXI(ジャパンタクシー)に大満足!

松本かおるさん

松本かおる
1972年東京都生まれ
レストラン運営会社の広報を経て、30代半ばで陶芸家に転身。
石川県輪島市に暮らしながら、都内で陶芸教室を開いている。
毎年11月には東京・恵比寿で個展を開催。
陶芸教室や個展の詳細はhttp://matsumotokaoru.comをチェック!

文:ほし友実 写真:鈴木千佳

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