おおつかようすけさん

西麻布の日本料理店「おおつかようすけ」の店主・料理人、おおつかようすけさん。何よりもお客様のことを大切に考え、日々、一つ一つのおもてなしに全力を尽くしています。料理人としてのこだわりやホスピタリティについてお聞かせいただきます。

【前編】はこちら

「 実はすごく不器用なんです。
すベてはお客様のフォローのおかげです 」

Q. お客様ごとに出身地や好みをお聞きして、メニューを組み立て、お料理を出すタイミングも考えておられるそうですが、仕入れも含めて大変ではないですか?

毎回、こういう流れで料理を出せば、ここでお客様が赤ワインを提案されて盛り上がるかなというところまで考えています。大変というよりも、一つ一つのお席を成功させられるかなと考えると緊張しますね。でも、お客様がそれを喜んで下さって、また別のお客様を連れてきていただけるなら何よりです。

おおつかようすけさん

Q. お客様の会話や様子に目や耳を配りながら、料理に集中するーー。なかなかできることではないですよね。

実は私、ものすごく不器用なんですが、お客様がものすごくいい感じでフォローして下さるのでなんとかできています。最後、お客様が帰られる際に「今日良かったよ」とお声がけ下さったり、初めていらっしゃったお客様が、後日違うお客様を連れてご予約してくださると嬉しいですね。

おおつかようすけさん

Q. ご自身の名前を店名にされた理由をお聞かせいただけますか?

常連さんの中に、私のことをフルネームで呼んで下さる方がいらっしゃるんです。「おおつかようすけ、おおつかようすけ」と。なので、屋号にしようかなと。親から頂いた名前なのでちょうどいいかな、と思っています。

「 待つことは、お客様を大切に思う気持ちの表れだから、
同じ姿勢の日本交通を選ぶ 」

Q. おおつかさんは、お客様のご予約時間のずいぶん前からお店の前に立ってお客様をお待ちになっているとお聞きしました。雨の日には傘を差して立っていると。

はい、オープン当初から、予約時間の20分前にはお店の前に立つようにしています。普通なら私がお会いできないような方たちが、何日も前からお店に来ようとスケジュールを立て予約をして下さっているので、中で待つのではなく外でお迎えすべき、と考えた結果の行動です。
もう一つは、接待のお席だった場合、お客様がハイヤーで来たのかお車で来たのか、帰りにタクシーをご用意する必要があるかどうかをホスト側のお客様にお伝えすることができるからです。

Q. お客様のためにご用意するタクシーは日本交通と決めていらっしゃるそうですね。

はい、そうです。最初は大手の会社4社を呼んでいたのですが、その中でも日本交通さんのマナーが一番いいことを実感してからは、日本交通さんと決めています。
お呼びして待機していただくことになっても乗務員の方が嫌な顔をまったくされないですし、お客様のことを考えて出口付近にタクシーをつけて下さったり、サポートが必要な時は、運転席から降りてお手伝いして下さったり、徹底したプロ意識を感じます。大切なお客様にも安心して乗っていただけるタクシーです。

おおつかようすけさん

おおつかようすけさん

おおつか ようすけ
大塚洋典(おおつか ようすけ)
「日本料理おおつかようすけ」店主。福岡県久留米市生まれ。
2015年、西麻布に店舗をオープン、2016年12月に現在の場所に移転。
季節と産地にこだわった上質な食材を活かしたシンプルな日本料理をひとりひとりのお客様に愛情込めてお出しする姿勢がファンから熱い支持を得ている。お店は完全紹介制。

写真: 鈴木智哉 文:平地紘子(mugichocolate株式会社)

※新型コロナウイルス感染予防対策を徹底の上、インタビュー・撮影を行いました。
撮影時のみ一時的にマスクを外しています。

日本交通タクシーの新型コロナウイルス感染予防対策についてはこちらをご覧ください。