毎月8枚まで「ましかく」写真プリントが無料のスマートフォンアプリ「ALBUS」(アルバス)を提供するROLLCAKE株式会社のCXO・伊野亘輝さん。3児の父として子育て真っ只中の伊野さんがお勧めするタクシーライフとは。
「 将来、子どもたちが楽しめるように
未来視点で撮っています 」
Q. 「ALBUS」のWebサイトなどに掲載されている写真は、伊野さんが撮影したお子様たちの写真だそうですね。どうやったらこんな風に素敵に撮れるのでしょうか。
実は構図もまったく気にせずに撮っているのですが、いつもカメラが近くにあるというのが大きいのかもしれないですね。あと、盗み撮っていることが多いかなと。例えば、撮る時に目線やピースを求めてはいなくて、カジュアルにパシッと撮っています。その子が今、ここに生きているのをただ記録しているだけ、という感じかもしれません。
自分自身が子どもの時の写真を見て楽しいと思うのは、自分がアップで写っている写真じゃなくて、ピアノとか靴とか、カバンとか、周りも含めて写っている写真なんですよね。見た時に「このカバン使ってたな」とか「この本読んでた」とか。だから、散らかってる部屋もそのまま入れちゃった方が後から見た方が楽しいと思うんです。
写真を撮るだけだと過去に向かっちゃうんだけど、アルバムにするというと、視点が未来にいきます。だから、未来で写真を見る自分や、未来の娘を楽しませるというような感じで撮っていますね。未来視点で撮ってみてはどうでしょうか。
Q. これだけお子様の日常を写真で切り取るためには、たくさんの時間をいっしょに過ごされていないとできないですよね。
まだ1番上が9歳で、下は6歳、2歳なのでこれから変わるかもしれないですが、子どもが小さい時はなるべくいっしょにいよう、とは思っています。なので、土日は100%子どもと過ごしますし、夜もお風呂の時間には帰ってきていて、朝ごはんもいっしょに食べます。
恵まれているのかもしれないですけど、仕事は自分たちでやっているので、徹夜してまでやりたいとは思っていないです。忙しかったりしてちょっとプチパニックになる時って、子どもへの接し方も試されるじゃないですか。そういう試される状況にはなりたくないので、ゆとりを持ちたいな、というのはありますね。
「 子どもはいつ発熱するかわからないから、
タクシーアプリを入れておくと安心 」
Q. 3人のお子様がいらっしゃると、お出かけはもっぱら自家用車になりますか?
タクシーを使うこともあって、例えば友達家族の家に家族で遊びに行った時の帰りは、ほとんどタクシーですね。お酒も飲んでいるので運転できないし、帰りが少し遅くなると一番下の子はほぼ寝ている。そうなると、もう帰りはタクシーだなってますね。下が寝ちゃうと、電車で帰るのはすっごく大変ですから(苦笑)
寝ている子を一人が抱っこして、一人は空のバギーを押して、疲れている2人の子を歩かせながらエスカレーターに乗ったり、階段もあったり。しかも、ようやく家にたどり着いて布団に置いたら、起きちゃった、みたいな(笑) なので、1,000円、2,000円の距離なら結構カジュアルに使っちゃいますね。
Q. 子育て中の父親目線で見て、最近のタクシーは昔より乗りやすくなっているように感じますか?
次世代型のミニバンタイプ「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」が導入されて、格段に乗り降りがしやすくなりましたよね。昔って、頭を下げてくぐって乗っていたと思うんですけど、JPN TAXI(ジャパンタクシー)なら子どもを抱っこしたままでもそのまま乗れるし、スライドドアも乗りやすいですよね。
荷物がたくさん乗るようになったのも嬉しいです。昔は、ちょっと大きいバギーだとトランクからはみ出すので、紐で縛っていたようなこともあったんですけど、JPN TAXI(ジャパンタクシー)なら畳まなくてもそのまま入っちゃいます。バギーの下から荷物を出して、畳んでって結構ストレスだったので、すごくありがたいですね。
あと、決済が楽なのも嬉しいです。ちょっと前まではカードを出して払っていましたが、今はスマホのスイカをピッとタッチするだけですし、タクシーアプリ「GO」で予約した時には、「GO Pay」(「GO」アプリ上での決済)もできますし。
子どもって、突然熱を出したりするじゃないですか。そういうトラブルの時のためにも、タクシーアプリを入れておくというのは子育て世代にはおすすめです。焦っている時もタクシーを素早く呼べますし、降りる時に子どもと荷物で手がふさがっている時でも「GO pay」なら車内での支払いが不要なので、入れておくといざという時に安心ですよ。
伊野 亘輝
ROLLCAKE株式会社 CXO
立教大学経済学部卒業。WEBやアプリのデザイン経験を経て、2012年クックパッド入社。クックパッドのiPhoneアプリのリニューアルを担当した後、2013年11月に独立。「子どもたちの『いま』を形に残し、宝ものにしたい」という思いからROLLCAKE株式会社を設立、「ALBUS」「レター」をリリース。「ALBUS」は子育てをするパパ・ママから高い支持を得ている。
写真: 鈴木智哉 文:平地紘子(mugichocolate株式会社)
※新型コロナウイルス感染予防対策を徹底の上、インタビュー・撮影を行いました。
撮影時のみ一時的にマスクを外しています。